MOOCは、Massive Open Online Courseの頭文字をとった略称です。
大規模にオンラインで公開される授業という意味ですね。

誰もが、ハーバード大学やスタンフォード大学などの名門大学の授業をオンラインで受けられるサービスとして、近年注目されています。数週間から数ヶ月の間、毎週配信される授業の動画を見て、テストを受けたり宿題を提出し、一定以上の成績を取得すると修了証を受け取ることが出来るというサービスです。この修了証を活かして、就職や留学のチャンスを掴んでいる人達もいます。


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MOOCには、いくつか種類があり、それを総称する場合MOOCsと呼ぶようです。
以下、代表的なものを3つ紹介します。

1.Coursrea

Courseraは、スタンフォード大学の教授らが中心となって設立された、米国カリフォルニア州シリコンバレーに拠点を置くベンチャー企業です。授業配信数では、MOOCの中でも最も多いそうです。

2014年11月の時点では、115の大学や機関が859の授業を配信しています。また、受講者数は1000万人を超えています。

TEDでは、創立者の1人、ダフニー・コラー氏がCourseraを紹介するプレゼンテーションを見ることができます。



Courseraの受講方法・使い方はこちら





2.edX

edXは、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学が出資し、2012年に非営利教育機関として設立されました。拠点は、米国マサチューセッツ州ケンブリッジ市です。

日本からは、東京大学、京都大学が授業を配信しています。また、大阪大学や東京工業大学もメンバーとして参加しています。

こちらも、TEDにてプレゼンが行われています。

 



edXの登録方法はこちら

CourseraとedXとは参加大学が異なっていますので、各MOOCで受けられる授業も違います(一部の授業は両方から配信されています。)。

世界大学ランキングから授業を探す(1位ー50位)
世界大学ランキングから授業を探す(50位ー100位)


3.gacco

 日本にもMOOCsはあります。JMOOCが提供するgaccoです。詳細は、「gaccoとは」をご覧下さい。

  特に魅力的だと思うのは、授業のラインナップです。京都大学・山中教授の「よく分かるiPS細胞」や大阪大学・「人とロボットが共生する未来社会」を始め、日本の誇る文化といえる「マンガ・アニメ・ゲーム論」等、強く興味を引かれるものばかりです(ラインナップは、2014年11月現在のものです)。


 

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