海外のMOOCsを受講する際に大きな壁となるのが、「英語力が足りない」という点です。英語力に不安が有るために、CourseraやedXへの参加を躊躇している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 MOOCs受講に際しての英語力不足は、端的に英単語力の不足です。文法的に難解な講義や文章はほとんど出てきません。TOEIC700点ほどをお持ちの方でしたら、文法で詰まることはまずないと思います。

 MOOCsの授業で使われるアカデミックな英単語は、日頃仕事で使ったりTOEICで出題されたりするビジネス英単語とは大きく異なっています。MOOCsを受講してみたら馴染みの無い単語ばかり、ということも多いと思います。これが、MOOCsを英語で受講することが難しくなる理由です。

 専門分野で使われる英単語は、単語ごとにバラバラにただ意味を暗記しても、理解したことにはなりません。その分野における位置付けや、他の単語との関連性とともにイメージや定義を把握して初めてその単語の持つ意味を押えたことになります。

 ただ、そのように単語の意味を理解するには、その分野についてある程度知識と経験を積み重ねる必要が有ります。この蓄積が無い限り、MOOCsに挑戦できないとなってしまうと、いつまでも受講に踏み切れないということになってしまいます。

 下記に紹介する書籍では、MOOCsでよく使われる英単語を、各分野の基礎知識の文脈の中で効率よく押さえることができます。対象分野についての基礎知識を日本語で解説し、押さえておくべき用語については対応する英単語を括弧書きで併記しています。このように、基礎知識と一緒に覚えた単語は記憶の定着率も高く、授業の中で使われた際に、スムーズに思い出すことが出来ます。

 また、単語リストや和英対訳のトピックスも収録されていますので、情報量も豊富です。対象分野について目を通しておくだけで、頻出英単語を基本的な知識とともに押さえた上で授業に臨むことができます。
 
 加えて、この書籍はシリーズ化されており、カバーしている分野がとても広いので、多くの授業に対応できます。もちろん、CDも付いていますので、発音も確認できます。

 実際に、「バイリンガルの脳」という授業では脳についての講義がされましたが、この書籍の脳科学の分野の解説や掲載されている単語が対応していたので、滞ること無く受講することができました。

 僕自身、英語圏での生活経験はなく、これまで英語でのMOOCs受講にとても苦労していましたが、この本を使うことで受講にかかる負荷が目に見えて軽くなりました。

 是非、この書籍を手元において受講してみてください。MOOCs攻略の強い味方になるはずです。

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 ※商品ページのサンプル画像で、目次(全てでは有りません。)が確認できます。受講される授業の分野と対応しているかどうかをご確認ください。


①経営学、マーケティングをテーマとする授業向け





②経済学をテーマとする授業向け

③社会科学、哲学、政治学、法律学、経済学、経営学、言語学、文化人類学、文学、心理学、教育学、宗教学、表現・メディア論をテーマとする授業向け





④経済、ビジネス、言語学、文学、思想、哲学をテーマとする授業向け




⑤医学、生物学、脳科学、物理学、天文学、環境問題、食の安全、現代科学をテーマとする授業向け



⑥科学一般、医学、医療をテーマとする授業向け








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