1.edXはハーバード大学を初めとする世界中の超一流大学の授業を無料で受講できるオンラインサービス
edXとは、世界中の大学の授業を受けることができる無料のオンラインサービスの1つです。ハーバド大学とマサチューセッツ工科大学が非営利教育機関として創設しました。同様のサービスとしては、スタンフォード大学の教授陣が創立したCourseraや日本のgaccoというものがあります。これらのサービスは、総称してMOOC(Massive Open Online Course)と呼ばれています。
→MOOCとは何かをもっと知りたい方はこちら
edXでは、オンラインで動画により配信される授業を受け、テストを受け合格点を取ると修了証を取得することができます。海外では、この修了証を取得して留学や就職を成功させた事例もあり、近年注目されています。
通常、edXでの授業やテストはPC上で受けることができます。しかし、PCを家に置いたままにしていたり、家族と共有したりしている方は、なかなか自由に受講することが出来ません。先日リリースされたばかりのこのアプリを使うことで、通勤や通学時間等にも手軽にedXを受けることが出来るようになりました。
今回は、このアプリの使い方をご紹介いたします。
2.APPストアでダウンロードする
まず、APPストアでアプリをダウンロードします。このアプリは無料です。「edX」というワードで検索すると一番上にきます。
ダウンロードが成功すると、次のようにiPhoneの画面上にアプリが表示されます。
3.PCで登録済みのアカウントでログインする
最初にアプリを起動すると、ログイン画面が表示されます。
edXのアカウント登録は、PCサイト上でしなくてはならず、iPhone上では出来ませんので、注意してください。ここでは、あらかじめPCで登録したアカウント情報でログインすることになります。
→edXの登録方法はこちら
FacebookやGoogle+のアカウントでもログインすることも可能です。
ログインすると、「My Courses」というページに進み、エントリー済みの授業の一覧が表示されます。
4.全ての授業がアプリ上で受講できるわけではない
ログイン後の画面を見て、自分がエントリーした授業の中で一部の授業が表示されないと言うことがあります。
これは、edXの全ての授業がモバイルでの受講に対応していないことが原因です。
モバイルに対応した授業を探したい場合は、「FIND A MOBILE-FRIENDLY COURSE」のボタンをタッチすることで、iPhone上で検索することが出来ます。
検索の際はアプリを離れて、edXのサイト上で行います。
5.授業の動画を見る
まずは、授業の動画をiPhone上にダウンロードしましょう。動画は容量が大きいためストレージを圧迫しますので、今見たい動画だけをiPhoneに入れ、他はPC等に保存するか、見終わったら破棄するという方法を取る必要があります。
動画のダウンロードの手順は次の通りです。
まず、My Courses」のページから対象の授業をタップします。すると「COURSEWARE」というタブから、毎週の授業一覧が表示されます。右端の矢印をタップすると、ダウンロードが始まります。
なお、ダウンロードしなくてもストリーミングで動画を見ることは出来ます。上記の画面で、矢印ではなく、授業のタイトルをタップしていくと、個別の動画が選択できます。その個別の動画をタップすると、動画が始まります。
しかし、この方法では都度通信をしなくてはならないので、Wi-Fi環境の無いところでは多くの通信量がかかってしまいます。環境によって、ダウンロードするか否かを判断して下さい。
さて、ダウンロードした動画を見る方法ですが、まず「My Courses」の左上のメニューマークをタップします。
すると、下のような画面が表示されますので、「MY VIDEOS」をタップします。なお、「SUBMIT FEEDBACK」は、意見や要望をメールで伝えたい場合のツールです。また、その下のバーをONにしておくと、動画のダウンロードをWi-Fi環境のみに限定して、パケットでの通信量がかかることを防ぐことができます。
ダウンロードした授業の動画リストが表示されます。2種類のタブがあり、ダウンロードした全ての動画の一覧は「ALL VIDEOS」を、最近ダウンロードした動画の一覧は「RECENT VIDEOS」から見ることが出来ます。
なお、画面下部の「EDIT」からは、動画を削除することが出来ます。
閲覧したい動画を選んだら、そのタイトルをタップすると動画が始まります。実際の画面は次のようなものです。
右下の歯車のマークをタップすると、①で字幕の有無や言語を、②で動画のスピードを選択することが出来ます。
6.動画以外の情報を知る
このアプリでは、動画を見る以外に、授業の情報を得ることにも使うことが出来ます。メニューから「MY COURSES」を選択し、「ANNOUNCEMENT」というタブをタップすると、授業に関するお知らせを見ることが出来ます。
また、この授業では「HANDOUTS」として、ツイッターが紹介されています。
授業によって、表示される情報は異なります。必要に応じて利用してください。
7.このアプリ上では出来ないこと
iPhoneアプリではモバイル非対応の授業の動画を見ることが出来ないことは上述の通りですが、アプリでは出来ないことは他にもあります。
まず、テストを受けることが出来ません。動画を見て、授業を理解してもそのままテストへの進むことは出来ませんので、改めてPCからedXのサイトにアクセスし、テストを受けなくてはなりません。
また、取得済みの修了証を見ることも出来ません。テストを終え、合格ラインをクリアするとedXから修了証が交付されます。この修了証についても、PC上でしか閲覧やダウンロードは出来ません。
以上、とても長くなってしまいましたが、edXアプリの使い方をご紹介でした。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
良かったら、この記事をシェアしていただけると、とても嬉しいです。宜しくお願いします。
edXとは、世界中の大学の授業を受けることができる無料のオンラインサービスの1つです。ハーバド大学とマサチューセッツ工科大学が非営利教育機関として創設しました。同様のサービスとしては、スタンフォード大学の教授陣が創立したCourseraや日本のgaccoというものがあります。これらのサービスは、総称してMOOC(Massive Open Online Course)と呼ばれています。
→MOOCとは何かをもっと知りたい方はこちら
edXでは、オンラインで動画により配信される授業を受け、テストを受け合格点を取ると修了証を取得することができます。海外では、この修了証を取得して留学や就職を成功させた事例もあり、近年注目されています。
通常、edXでの授業やテストはPC上で受けることができます。しかし、PCを家に置いたままにしていたり、家族と共有したりしている方は、なかなか自由に受講することが出来ません。先日リリースされたばかりのこのアプリを使うことで、通勤や通学時間等にも手軽にedXを受けることが出来るようになりました。
今回は、このアプリの使い方をご紹介いたします。
2.APPストアでダウンロードする
まず、APPストアでアプリをダウンロードします。このアプリは無料です。「edX」というワードで検索すると一番上にきます。
ダウンロードが成功すると、次のようにiPhoneの画面上にアプリが表示されます。
3.PCで登録済みのアカウントでログインする
最初にアプリを起動すると、ログイン画面が表示されます。
edXのアカウント登録は、PCサイト上でしなくてはならず、iPhone上では出来ませんので、注意してください。ここでは、あらかじめPCで登録したアカウント情報でログインすることになります。
→edXの登録方法はこちら
FacebookやGoogle+のアカウントでもログインすることも可能です。
ログインすると、「My Courses」というページに進み、エントリー済みの授業の一覧が表示されます。
4.全ての授業がアプリ上で受講できるわけではない
ログイン後の画面を見て、自分がエントリーした授業の中で一部の授業が表示されないと言うことがあります。
これは、edXの全ての授業がモバイルでの受講に対応していないことが原因です。
モバイルに対応した授業を探したい場合は、「FIND A MOBILE-FRIENDLY COURSE」のボタンをタッチすることで、iPhone上で検索することが出来ます。
検索の際はアプリを離れて、edXのサイト上で行います。
5.授業の動画を見る
まずは、授業の動画をiPhone上にダウンロードしましょう。動画は容量が大きいためストレージを圧迫しますので、今見たい動画だけをiPhoneに入れ、他はPC等に保存するか、見終わったら破棄するという方法を取る必要があります。
動画のダウンロードの手順は次の通りです。
まず、My Courses」のページから対象の授業をタップします。すると「COURSEWARE」というタブから、毎週の授業一覧が表示されます。右端の矢印をタップすると、ダウンロードが始まります。
なお、ダウンロードしなくてもストリーミングで動画を見ることは出来ます。上記の画面で、矢印ではなく、授業のタイトルをタップしていくと、個別の動画が選択できます。その個別の動画をタップすると、動画が始まります。
しかし、この方法では都度通信をしなくてはならないので、Wi-Fi環境の無いところでは多くの通信量がかかってしまいます。環境によって、ダウンロードするか否かを判断して下さい。
さて、ダウンロードした動画を見る方法ですが、まず「My Courses」の左上のメニューマークをタップします。
すると、下のような画面が表示されますので、「MY VIDEOS」をタップします。なお、「SUBMIT FEEDBACK」は、意見や要望をメールで伝えたい場合のツールです。また、その下のバーをONにしておくと、動画のダウンロードをWi-Fi環境のみに限定して、パケットでの通信量がかかることを防ぐことができます。
ダウンロードした授業の動画リストが表示されます。2種類のタブがあり、ダウンロードした全ての動画の一覧は「ALL VIDEOS」を、最近ダウンロードした動画の一覧は「RECENT VIDEOS」から見ることが出来ます。
なお、画面下部の「EDIT」からは、動画を削除することが出来ます。
閲覧したい動画を選んだら、そのタイトルをタップすると動画が始まります。実際の画面は次のようなものです。
右下の歯車のマークをタップすると、①で字幕の有無や言語を、②で動画のスピードを選択することが出来ます。
6.動画以外の情報を知る
このアプリでは、動画を見る以外に、授業の情報を得ることにも使うことが出来ます。メニューから「MY COURSES」を選択し、「ANNOUNCEMENT」というタブをタップすると、授業に関するお知らせを見ることが出来ます。
また、この授業では「HANDOUTS」として、ツイッターが紹介されています。
授業によって、表示される情報は異なります。必要に応じて利用してください。
7.このアプリ上では出来ないこと
iPhoneアプリではモバイル非対応の授業の動画を見ることが出来ないことは上述の通りですが、アプリでは出来ないことは他にもあります。
まず、テストを受けることが出来ません。動画を見て、授業を理解してもそのままテストへの進むことは出来ませんので、改めてPCからedXのサイトにアクセスし、テストを受けなくてはなりません。
また、取得済みの修了証を見ることも出来ません。テストを終え、合格ラインをクリアするとedXから修了証が交付されます。この修了証についても、PC上でしか閲覧やダウンロードは出来ません。
以上、とても長くなってしまいましたが、edXアプリの使い方をご紹介でした。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
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