この年末年始にMOOCを始めてみたいという方に、数時間から十数時間の授業とテストのみで終了できる授業を4つご紹介します。
いずれもCourseraが配信しているオンデマンド授業というものになります。このオンデマンド授業は、いつでも好きな時に自分のペースで受講できる点が特徴的です。また、冒頭でも触れましたが、通常の授業が短いものでも4週間以上という期間が設定されているのと比べて、長くても十数時間の授業とテストのみで修了できるので、この連休中に終えることができます。
下記にご紹介する授業は、全て英語で受講ができます。
なお、どの授業も修了証は発行されませんので、その点にご留意ください(Verified CertificatesもStatement of Accomplishmentのいずれも入手できません。)。
【関連記事】
・Courseraの登録方法
・オンデマンド授業とは
・修了証(Verified Certificates)とは
・MOOCを英語で受講するための武器
1.成功する交渉術:不可欠な戦略とスキル
(Successful Negotiation:Essential Strategies and Skills)
→この授業のページ
【配信大学】
ミシガン大学
【紹介文】
私たちは、日々交渉をしています。個人レベルでは家族や友人、雇い主や車のディーラー等が相手となります。交渉は、ビジネスを成功に導く上でも欠かせません。有益な契約無くして生き残る企業は存在しないのです。企業内においては、交渉スキルはあなたのキャリアアップにつながります。
この授業では、(1)計画、(2)交渉、(3)契約の締結、(4)契約の履行という4つの重要な段階ごとに、ビジネスを成功に導くための実践的かつ網羅的な戦略とスキルをご紹介します。
【概要】
①準備:交渉の計画を練る
②交渉:交渉を成功させるための鍵となる戦略を実践する
③締結:契約を取り交わす
④履行と評価:ゲームの終わり
⑤交渉スキルの実践
※最後にテストがあります。
※授業動画の合計時間は約8.5時間です。
2.プレゼンの方法入門
(Introduction to Public Speaking)
→この授業のページ
【配信大学】
ワシントン大学
【紹介文】
プレゼンの技術が学べる授業です。プレゼンやスピーチが上手いということは立派なスキルであり、企業からも求められる能力となっています。
この授業では、このプレゼンの方法について学ぶことができます。双方向の実習を通じて、自身や他の受講生のプレゼンを注意深く検証することで、その基本的な原理を学習します。ボディランゲージのような、身振りやジェスチャーも含めたノウハウを知ることもできます。
他のコミュニケーションに関する授業やテキストとは違い、口頭によるコミュニケーションと書面によるそれとの特徴を比較することに時間を割き、学口頭で伝えやすく、また聞いて理解しやすいプレゼンを用意する手助けができるようにしている点が、この授業の特徴です。
【概要】
①プレゼンの入門
②即興のプレゼンをデザインする
③即興のプレゼンを実践する
④情報に富んだプレゼンの入門
⑤情報に富んだプレゼンをデザインする
⑥情報に富んだプレゼンを実践する
⑦説得力のあるプレゼンの基本
⑧説得力のあるプレゼンをデザインする
⑨説得力のあるプレゼンを実践する
⑩まとめ
※最後にテストがあります。
※受講者同士でお互いの課題を採点し合います。
※授業動画の合計時間は、約18時間と少し長めです。
3.社会的意味での新しいビジネスモデル
(New Models of Business in Society)
→この授業のページ
【配信大学】
ヴァージニア大学
【紹介文】
この授業では、社会的責任や社会貢献といった、ビジネスに関する新しい話題について議論します。この新しい話題は、社会的な枠組みの中に位置付けられています。ほぼ全てのビジネスは顧客、仕入先、従業員、コミュニティや社会の価値を作り出し、あるいは消滅させます。加えて、株主や他の金融機関へも影響を与えます。
相当数のビジネスは、この新しい考え方(社会的責任、社会貢献、株価と事業継続)に基づいて構築されています。会社があげる利益と、利害関係人の価値は、決して相反するものではなく、むしろWin-Winの関係にあります。この授業では、具体的にどのような関係なのかということを学びます。
この授業の終わりには、ステークホルダーを兼ねた起業家になるということについて学びます。お金を稼ぐということとともに、社会をより良くしていくということを考えます。
【概要】
①社会におけるビジネス:問題
②企業の社会貢献活動と社会的責任
③ステークホルダーのための価値を創り出す
④ステークホルダー兼起業家になる
※各セクションの終わりにテストがあります。
※授業の動画時間の合計は、約4時間です。
4.子供のための栄養と料理
(Child Nutrition and Cooking)
→この授業のページ
【配信大学】
スタンフォード大学
【紹介文】
子供の頃の食生活の習慣は、人生を通して健康はもちろんのこと、勉強や仕事といったパフォーマンスに影響を与えます。ここ10年の間に、食事に関する文化は劇的に変わりました。特に、加工食品の摂取についてはその変化は顕著です。
この授業では、現代の子供の栄養と、各家庭のする食に関する決断の持つ影響力の大きさに焦点を当てます。幼児期の肥満がもたらす健康上のリスクについても、議論します。
受講生は、子供や大人にとっての健康的な食事とは何なのかということに加えて、簡単で美味しく、尚且つ人生を豊かにする家庭料理の作り方を学ぶことが出来ます。
この授業は、現在もしくは将来、人の健康管理する仕事に従事する人や、教師、子を持つ親となる受講生の助けとなります。
【概要】
①家庭料理はなぜ問題があるのか
②バランスのとれた食事とは何か
③スーパーマケットから食卓、そして学校へ
④持続可能な食事
⑤ラベル、アレルギー、味
※各セクションの終わりにテストがあります。
※授業動画の時間は、約5時間です。
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